毎日の料理で使うガスコンロ。
「気づいたら油でベタベタ…」
「五徳の焦げ付きがなかなか落ちない」
「掃除しなきゃと思いつつ、つい後回しにしてしまう」
そんな方も多いのではないでしょうか。
ガスコンロの汚れは、時間が経つほど落としにくくなるのが厄介なところ。
反対に、汚れがまだ新しいうちなら、ちょっとしたお手入れだけで簡単にきれいにできます。
そこで今回は、ガスコンロを無理なくきれいに保つための簡単なお掃除方法と、汚れをためないコツをご紹介します。
毎日のちょっとしたお手入れはもちろん、こびりついてしまった油汚れや焦げ付きのお掃除方法も
場所別に分かりやすく解説します。
「もう汚れがたまっちゃってる…」という方も大丈夫。
できるところから、ガスコンロをすっきりきれいにしていきましょう。
ガスコンロの掃除は「汚れが冷えて固まる前」がポイント
ガスコンロのお手入れで大切なのは、汚れをため込まないことです。
調理中に飛び散った油や吹きこぼれは、付着したばかりなら比較的簡単に拭き取れます。
ところが、そのまま何度も加熱されると汚れが焼き付き、頑固な焦げ付きへと変化してしまいます。
つまり、一番ラクなお掃除方法は、
「頑固な汚れになる前に落としてしまうこと」なのです。
料理が終わり、コンロが十分に冷めてから、天板をサッとひと拭き。
たったこれだけでも、数週間・数か月後のお掃除の大変さが変わってきます。


ともえちゃん

ともえちゃん
まず知っておきたい!ガスコンロにつきやすい3つの汚れ
ガスコンロの汚れは、主に次の3種類です。
1.油汚れ
炒め物や揚げ物などで飛び散った油による汚れです。
付着したばかりなら拭き取りやすいものの、時間が経つとホコリなどと混ざり、
ベタベタとした頑固な汚れになってしまいます。
2.吹きこぼれ
煮物や麺類、汁物などの調理中に起こりやすいのが吹きこぼれです。
調味料や食材を含んだ汁が加熱されることで、茶色く固まったり焦げ付いたりすることがあります。
3.焦げ付き
油汚れや吹きこぼれを残したままコンロを使い続けることで、汚れが繰り返し加熱され、落としにくい焦げ付きになります。
「いつの間にこんなに頑固な汚れに…」となる前に、早めにお手入れしておくことが大切です。
【場所別】ガスコンロの簡単お手入れ方法
ここからは、ガスコンロの代表的な部分ごとにお手入れ方法をご紹介します。
※お手入れ方法や使用できる洗剤は機種によって異なります。作業前に必ず取扱説明書をご確認ください。
また、ガスコンロが十分に冷めていることを確認してからお手入れしてください。
天板|基本は「使ったあとにサッと拭く」
もっとも汚れやすく、同時にお手入れしやすいのが天板です。
軽い油はねや吹きこぼれであれば、コンロが十分に冷めてから、やわらかい布などで拭き取ります。汚れが落ちにくい場合は、取扱説明書を確認したうえで、薄めた中性洗剤などを使ってお手入れしましょう。後に洗剤や水分が残らないよう、きれいに拭き取ります。
汚れをためないコツ
「料理を片付けるついでに天板も拭く」これだけでOKです。シンクを片付けたあとにコンロをひと拭きするなど、毎日の家事の流れに組み込んでしまうと続けやすくなります。

五徳|ベタつきや焦げ付きは早めのお手入れを
「ガスコンロ掃除で一番面倒…」と感じる方も多いのが五徳ではないでしょうか。五徳には、油だけでなく吹きこぼれや食材のカスなど、さまざまな汚れが付着します。
取り外せる五徳は、取扱説明書に従って取り外し、中性洗剤などを使って洗います。細かな部分は、やわらかいブラシやスポンジなどを使うとお手入れしやすくなります。洗ったあとは洗剤を十分に落とし、水分をしっかり拭き取ってから元に戻しましょう。
焦げ付いてから一気に落とそうとするより、ベタつきを感じた段階で洗ってしまう方がずっとラクです。

バーナーまわり|目詰まりや汚れにも注意
意外と忘れがちなのが、火が出るバーナーまわりです。吹きこぼれや食材のカスなどが付着すると、点火しにくくなったり、炎の状態に影響したりする場合があります。バーナーキャップなどの取り外し可能な部品は、必ず取扱説明書に従ってお手入れしてください。お手入れ後は十分に乾かし、正しい位置に取り付けることも大切です。
火がつきにくい、炎の出方がおかしいなど、掃除だけでは改善しない異常がある場合は、無理に分解したり修理したりせず、専門業者へ相談しましょう。

グリル|「あとでやろう」が一番汚れを
落としにくくする?
魚焼きグリルも、汚れをためやすい場所のひとつです。
脂や食材のカスをそのままにすると、次に使用した際に再び加熱され、ニオイや頑固な汚れにつながります。
使用後、十分に冷めてから、グリル皿や焼き網など取り外せる部品をお手入れしましょう。特に脂の多い魚や肉を焼いた日は、できるだけその日のうちに洗っておくのがおすすめです。
「グリルを使った日は、その日のうちに」これをルールにしてしまうと、後々のお手入れがグッとラクになります。

頑固な汚れになる前に!続けやすい「ちょこっと掃除」
ガスコンロをきれいに保つために、毎日すべてのパーツを掃除する必要はありません。
おすすめは、汚れ具合に合わせてお手入れを分けることです。
毎日: 調理後、冷めた天板をサッと拭く
汚れが気になったら: 五徳やバーナーまわりをお手入れ
グリルを使った日: グリル皿や焼き網を洗う
定期的に: コンロ全体をチェックして細かな汚れを落とす
「週末に全部まとめて掃除しよう」とすると、どうしても面倒になってしまいます。
その日の汚れを、その日のうちに少しだけ。
これが、結果的に一番ラクなガスコンロのお手入れ方法です。

ともえちゃん

ともえちゃん
時間が経った頑固な汚れはどうする?
毎日のお手入れでは落としきれず、いつの間にかこびりついてしまった油汚れや焦げ付き。
実は、ガスコンロの頑固な汚れはすべて同じではありません。
汚れの種類によって、落とし方を変えることがポイントです。
■ ベタベタした油汚れには「アルカリ性」の性質を利用
調理中に飛び散った油は、時間が経つにつれて酸化し、ベタついた頑固な汚れへと変化していきます。油汚れは酸性の性質を持つため、反対の性質を持つアルカリ性の洗浄剤が効果的です。重曹やセスキ炭酸ソーダなどが油汚れのお掃除によく使われるのも、この性質を利用しているためです。ただし、ガスコンロにはさまざまな素材や表面加工が使われています。機種によって使用できない洗剤もあるため、必ず取扱説明書で使用可能か確認してから使いましょう。

■ カチカチの焦げ付きは「油+食品」が焼き付いたもの
五徳やバーナーまわりにできる黒や茶色の焦げ付きは、吹きこぼれた調味料や食品、油などが繰り返し加熱されて炭化したものです。こうした汚れは、表面を拭くだけではなかなか落ちません。取り外せる部品であれば、機種のお手入れ方法に従ってぬるま湯などにつけ、汚れに水分を含ませてやわらかくしてから落とすのが基本です。硬いもので削ったり、金属たわしなどで強くこすったりすると、表面のコーティングを傷める原因になるため注意しましょう。

■「重曹なら何にでも使える」は要注意!
ガスコンロのお掃除方法を調べると、「重曹を使えばOK」と紹介されていることがあります。確かに重曹は油汚れなどのお掃除に役立ちますが、どんなガスコンロにも使える万能な洗剤ではありません。ガラストップ、ホーロー、ステンレスなど、天板や部品の素材によって適したお手入れ方法は異なります。また、研磨作用のあるものを強くこすりつけると、細かな傷や光沢の変化につながることもあります。「汚れが落ちるか」だけでなく、コンロを傷めずに落とせるかまで考えることが大切です。

どうしても落ちない汚れは、無理をしないことも大切
長期間使っているガスコンロでは、何度お手入れしてもきれいにならない部分が出てくることがあります。
その中には、こびりついた汚れだけでなく、繰り返し加熱されることによる変色や、
表面加工・部品そのものの経年劣化が含まれている場合もあります。
そのため、「落ちない=もっと強く掃除すればいい」とは限りません。
まずは汚れの種類を見ながら、そのコンロに合った方法でお手入れすること。
そして、それでも落ちない場合は「汚れではない可能性」も考えてみましょう。
きれいにしたい気持ちから、つい強くこすったり、いろいろな洗剤を試したりしたくなりますが、
やりすぎたお掃除がかえってコンロを傷めてしまうこともあります。
では、ガスコンロをお手入れするときには、どんなことに気をつければよいのでしょうか。

ともえちゃん

ともえちゃん
実は逆効果?ガスコンロ掃除で気をつけたいこと
ガスコンロは、天板や部品によって使われている素材や表面加工が異なります。
そのため、汚れを落とすことだけを優先したお掃除は、傷や変色、劣化につながることがあります。
特に注意したいのが、
- 金属たわしなどで強くこする
- 研磨力の強いものをむやみに使用する
- 使用できるか確認せず洗剤を使う
- 水を直接かけて丸洗いする
- バーナー部分などを無理に分解する
- 濡れたまま部品を元に戻す
といったお手入れです。
ガスコンロは、天板の素材や機種によって適した掃除方法が異なります。
「この洗剤、使っても大丈夫かな?」と迷った場合は、自己判断せず取扱説明書を確認するのが安心です。
お掃除しても気になる…それ、コンロの替え時かもしれません
きれいにお手入れしていても、長年使用しているガスコンロには少しずつ経年劣化が現れます。
たとえば、
- 火がつきにくくなった
- 点火してもすぐ消れてしまう
- 炎の状態が以前と違う
- 部品の傷みやサビが目立つ
- 汚れや焦げ付きが落ちにくくなった
- グリルの調子が悪い
- お手入れの負担を減らしたい
といった変化を感じたら、一度コンロの状態を確認してみてもよいでしょう。
最近のビルトインガスコンロには、汚れを拭き取りやすい天板や、
お手入れしやすい構造のグリルなど、日々の掃除をラクにする工夫が施された機種もあります。
「まだ使えるから」と我慢して使い続けるだけでなく、
毎日の家事負担を減らすという視点で新しいコンロを選ぶのもひとつの方法です。
お掃除のしやすさで選ぶ、最近のビルトインガスコンロ
最近のビルトインガスコンロは、調理機能だけでなく
「いかに汚れにくく、お手入れをラクにするか」という点も大きく進化しています。
たとえば、こんな機種があります。
リンナイ「Lisse(リッセ)」
シンプルなデザインと、お手入れのしやすさが魅力のビルトインガスコンロ。
ガラストップは汚れを拭き取りやすく、バーナーまわりもすっきりとした構造。専用のココットプレートを使えば、グリル庫内への油の飛び散りを大幅に抑えられるため、「グリルを使ったあとの掃除が大変」という方にもおすすめです。

リンナイ「MYTONE(マイトーン)」
2026年8月にモデルチェンジしたMYTONEは、フラットですっきりとしたデザインに加えて、清掃性にも配慮されたモデルです。毎日使うコンロだからこそ、調理のしやすさと掃除のしやすさ、どちらも重視したい方に注目してほしい一台です。

ノーリツ「Orche(オルシェ)」
オルシェには、ガラストップの汚れを水の力で浮かせて落としやすくする「親水アクアコート」を採用。さらに「グリルクリーンモード」では、グリル庫内に残ったニオイやベタつきを軽減してくれます。天板だけでなく、面倒なグリルのお手入れまでラクにしたい方にうれしい機能が備わっています。

このように、最近は「料理を便利にする機能」だけでなく、使ったあとのお掃除まで考えられたガスコンロが増えています。
毎日のちょっとした掃除が負担になっているなら、次にガスコンロを選ぶときは「お手入れのしやすさ」に注目してみるのもおすすめです。

ともえちゃん

ともえちゃん
「掃除がラクなガスコンロにしたい」もトモプロへ
ガスコンロは毎日のように使う設備だからこそ、火力や機能だけでなく、お手入れのしやすさも大切なポイントです。
トモプロでは、ガスコンロの交換やガス機器に関するご相談を承っています。
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ガスのプロ
ともえちゃん
トモプロ株式会社のガスのプロ。ガスコンロや給湯器、乾太くんなど、ガス機器に関する情報を分かりやすく発信しています。住宅事情やライフスタイルに合わせて、一人ひとりにぴったりの機器選びや、快適な暮らしにつながるポイントを丁寧にアドバイスします。
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