雨の日や花粉の季節、梅雨時期になると、
「洗濯物が乾かない」「部屋干しの臭いが気になる」と悩む方は少なくありません。
そんな悩みを解決する設備として、多くの家庭で採用されているのが「浴室乾燥機」です。
しかし一方で、
「浴室乾燥機って本当に必要?」
「電気代が高そう…」
「思ったより乾かないって聞いたけど?」
という声もよく耳にします。
最近では、ガスの力で短時間乾燥ができる『乾太くん』を選ぶ家庭も増えており、
「浴室乾燥機とどちらがいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、浴室乾燥機のメリット・デメリット、電気代、乾かない原因、乾太くんとの違いについて詳しく解説します。
浴室乾燥機とは?

浴室乾燥機とは、浴室内に温風を送り込み、洗濯物を乾かす設備です。
現在の住宅では標準採用されるケースも多く、
- 換気機能
- 暖房機能
- 乾燥機能
- 涼風機能
などを兼ね備えています。
特に冬場は入浴前のヒートショック対策として浴室暖房を利用できるため、
小さなお子さまや高齢者のいる家庭では重宝されています。
「浴室乾燥機は必要?」と悩む人が多い理由
浴室乾燥機が便利なのは間違いありません。
しかし、導入後に「あまり使わなかった」という家庭も存在します。
理由として多いのは以下の3つです。
① 電気代が気になる
浴室乾燥機の乾燥機能は消費電力が大きく、機種によっては1回の使用で100〜150円程度かかる場合があります。
例えば3時間使用すると【約3kWh前後消費】
電気料金31円/kWhで計算すると【約90〜120円程度】
毎日使うと、【月額3,000円前後】になることもあります。
特に子育て世帯では毎日の洗濯量も多く、電気代の負担を感じる方も少なくありません。

② 思ったより乾かない
「浴室乾燥機が乾かない」という口コミもよく見かけます。
原因は主に以下です。
- 洗濯物を詰め込みすぎている
- 厚手の衣類が多い
- 浴室内の空気循環が悪い
- 干し方が密集している
- フィルターの掃除不足
- 風呂場が濡れた状態のまま使用している
特に湿度が高い時期は、乾燥時間が4〜6時間以上かかるケースもあります。

③ 設置費用がかかる
後付けの場合、本体+工事費で10〜20万円程度必要になるケースもあります。
新築時なら比較的導入しやすいですが、リフォームでは費用とのバランスを考える必要があります。

浴室乾燥機のメリット
デメリットだけでなく、もちろん大きなメリットもあります。
1.天候や花粉、黄砂を気にせず洗濯できる
梅雨時期はもちろん、花粉や黄砂、PM2.5が気になる季節でも外干しをする必要がなく、
天候を問わず室内で洗濯物を乾かせるため、衣類への花粉などの付着を抑えることができます。
花粉症の方や小さなお子さまのいるご家庭にとっては、特に嬉しいメリットのひとつといえるでしょう。
2.洗濯物を隠して干せる
外干しの場合、下着や子ども服などが見えてしまうことを気にされる方もいます。
浴室乾燥機なら浴室内で乾燥できるため、プライバシーを守りながら洗濯物を乾かすことができます。
特に道路沿いや集合住宅にお住まいの方には安心できるポイントです。
3.浴室のカビ予防になる
入浴後の浴室には大量の湿気が残っています。
乾燥運転を行うことで、「壁」「天井」「床」「排水口周辺」を乾燥させることができ、カビ予防にも効果的です。
特に窓のない浴室ではメリットが大きいでしょう。
4.冬のヒートショック対策
冬場の脱衣所や浴室は急激に温度が下がります。
浴室暖房機能を利用することで入浴前から浴室を暖めることができ、高齢者世帯には安心感があります。
乾太くんとの違いを比較
近年人気を集めているのが、ガス衣類乾燥機『乾太くん』です。
浴室乾燥機と比較すると違いは明確です。
| 乾燥時間 | 仕上がり | ランニングコスト | 一度に乾かせる量 | |
| 浴室乾燥機 | 約3〜6時間 | 普通 | やや高い | 約3~5kg程度※ |
| 乾太くん | 約50〜80分 | ふわふわ | 比較的安い | 5kg・8kg・9kg |
※浴室の広さや物干しバーの本数、洗濯物の干し方によって異なります。
浴室乾燥機は「浴室管理」ができる設備。
乾太くんは「洗濯乾燥専用機」です。

かたやま(トモプロ株式会社)

かたやま
(トモプロ株式会社)
乾太くんがおすすめな家庭

乾太くんは
- 共働き世帯(時間を有効活用したい)
- 子育て世帯(たくさんの衣類をまとめて乾かしたい)
- 洗濯回数が多い家庭
- タオルをふわふわにしたい方
に非常に人気があります。
例えば4人家族の場合、毎日2回洗濯するケースも珍しくありません。
浴室乾燥機では半日かかる量でも、乾太くんなら約1時間。夜洗濯して朝には収納まで終わる暮らしが実現できます。
また、ガスならではの高温乾燥により、雑菌繁殖を抑えやすく、部屋干し臭い対策としても高い効果があります。
浴室乾燥機がおすすめな家庭

一方で、浴室乾燥機が向いている家庭もあります。
- カビ対策を重視したい
- 浴室暖房を使いたい
- 乾燥機を置くスペースがない
特にマンションでは乾太くんの設置が難しいケースもあり、浴室乾燥機が現実的な選択肢になることもあります。
結局、浴室乾燥機は本当に必要?
答えは、「何を重視するかによって変わる」です。
浴室乾燥機は、洗濯乾燥だけではなく、
「浴室暖房」「換気」「カビ予防」「ヒートショック対策」という役割も担っています。
実際には、毎日の洗濯で使うというよりも、「雨の日が続くとき」「梅雨時期」「花粉や黄砂が気になる季節」など、
外干しが難しいときの頼れる設備という位置づけで使われているご家庭も多いのではないでしょうか。
一方で、「洗濯物を早く乾かしたい」「干す手間を減らしたい」という目的で考えると、乾太くんの満足度は非常に高いと言えるでしょう。ガスならではのパワフルな温風で短時間に乾燥できるため、共働き世帯や子育て世帯など、洗濯の負担を少しでも軽くしたいご家庭から支持されています。
最近では、
『浴室乾燥機は浴室を快適に保つための設備』
『乾太くんは毎日の洗濯をラクにするための設備』
という考え方で、それぞれの得意分野を活かしながら併用されるご家庭も増えています。

かたやま(トモプロ株式会社)

かたやま
(トモプロ株式会社)
まとめ
浴室乾燥機は、雨の日や梅雨時期、花粉の季節など、「外に干せない日」に頼りになる設備です。
また、浴室暖房やカビ予防など、浴室環境を快適に保つ役割も担っています。
一方で、「毎日の洗濯をもっとラクにしたい」「短時間でたっぷり乾かしたい」という方には、
乾太くんの満足度は非常に高いと言えるでしょう。
似た機能のようで、それぞれ得意なことは異なります。
ご家庭の洗濯量やライフスタイルに合わせて、ご自身に合った設備を選ぶことが大切です。
トモプロでは、浴室乾燥機の交換工事はもちろん、人気のガス衣類乾燥機「乾太くん」の設置相談も承っています。
「わが家にはどちらが合うの?」そんなご相談もお気軽にお問い合わせください。




